子どもが薬剤師になりたいと言ったら

中学受験をするしないに関わらず、子どもが将来どのような職業に就きたいと思っているかは、親として気になるものです。

 

先日、次女の通っている保育園でお遊戯会がありました。その中で大きくなったら何になりたいか発表する場面がありました。次女がなりたいのはケーキ屋さんとの事でしたが、薬剤師になりたい子が2〜3人いたのはびっくりしました。

 

長女は今のところ両親の影響を受けて薬剤師になりたいと言っています。薬剤師になるには、最低6年間大学に通わなければなりません。国公立大学の薬学部の募集定員のほとんどは研究者養成のためであり(四年制であり卒業しても薬剤師にはなれない)、薬剤師養成コースで国公立大学に入学することは至難の業です。となれば必然的に薬剤師を志望するほとんどの学生は、私立大学の薬学部に6年間通うことになります。

 

私立大学であっても四年制の薬学部があるようです。3年前、インターネット掲示板の『2ちゃんねる』で近畿大学の四年制薬学部に入学することになった学生が話題になりました。

薬剤師って四年制の薬学部じゃなれないって知ってた?

https://matome.naver.jp/m/odai/2155525075138443901

〜neverまとめ より〜

 

医学部程ではないにしろ、私立大学に6年間通うことになるとすれば、家計の負担は大変なものになります。我が家は下にまだ2人控えていることを考えると、薬学部に進学するのはなかなか厳しそうです。

 

職業選択をする上で今後考えなければならないのは、その職業がAIに代替されるかということです。『消える職業 薬剤師』で検索すると、薬剤師の仕事はAIによって奪われるという論調の記事が多いように感じます。確かに薬を集める作業や薬の飲み合わせのチェックについては、AIやロボットで行うようになっていくと思いますし、実際にそのようなシステムや調剤ロボットはすでに存在しています。

 

現役の薬剤師の私の意見としては、これらの作業はロボットをやってもらい、患者さんの服薬指導に時間を割くべきだと思っています。そして服薬指導はAIには代替できない仕事なのです。これからの時代に生き残れない薬剤師は、薬を揃えることが薬剤師の仕事と考えている薬剤師です。AI導入により、必要な薬剤師の絶対数は減るかもしれませんが、一定数の需要はあります。

薬剤師を目指しているお子さんがいる親御さんには是非参考にしていただきたいと思います。

 

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